雑音しか置かないストレージ。
NoiseStorage は、自分の小さなサーバーで動かす個人用の E2E 暗号化ストレージです。ファイルは Mac や iPhone の中で暗号化されてから出ていき、 サーバーは暗号文の塊だけを持ちます。鍵を持たない相手には、サーバーは何も答えません。
仕組み
- 端末で暗号化する。ファイルは塊に分けられ、版ごとに新しいランダムな鍵で暗号化されます。名前・フォルダ・版・ゴミ箱は、端末だけが 読める暗号化された台帳に入ります。すべての鍵は 24 語の復元フレーズから作られ、端末の外に出ません。
- 内蔵のトンネルでサーバーへ。アプリは WireGuard を内蔵し、その中を QUIC で運びます。VPN の設定もブラウザのログインも、開いた Web の ポートもありません。登録された鍵を持たない相手には一切返事をしないので、サーバーは見えません。
- 雑音を置く。サーバーはディスクに不透明な塊を置くだけで、読むことも、名前を付けることも、まとめることも、復元することもできません。 サーバーを失えば暗号文を失うだけ。フレーズを失えばデータを失います。
サーバーが知らないもの
中身
送る前に暗号化されます。サーバーは平文を 1 バイトも見ません。
名前とフォルダ
版やゴミ箱と一緒に、暗号化された台帳の中にあります。
あなたが誰か
端末は鍵で認証します。アカウントもパスワードもメールアドレスもありません。
存在していること
UDP のポートが 1 つだけ。鍵が無ければ沈黙します。探すものも、ログインするものもありません。
隠さないもの
- どれだけ置いているか、いつ送ったか: 塊の数と大きさ、転送の時刻。
- サーバーの場所: あなたの回線には相手の IP とポートが見え、VPS の業者は契約者を知っています。
- 復元フレーズを失えば、データは戻りません。リセットは設計上ありません。
自分で動かす
サーバーは Linux 向けの 1 つのバイナリです。大きなディスクの小さな VPS で足ります。作者は 1 TB のストレージ VPS(CPU 1 コア、メモリ 1 GB)で動かしています。 開くのは UDP のポート 1 つだけで、ほかはすべて閉じたまま。端末の追加は、1 回限りのコードか、設定済みの端末が出す QR コードで行います。
いまの状態
作者が毎日使っている個人プロジェクトです。Mac と iPhone のアプリはまだ配布しておらず、ソースコードもまだ公開していません。 変わったらこのページでお知らせします。